2011年9月9日金曜日

Google App Engine for JavaのHigh Replication Datastoreの使用

前回までの翻訳で述べられている通り、
Google App Engine for Javaのデータストアには2種類あり、
そのうちの1つを選択して使用します。

今回から、2種類のデータストアのうちの
High Replication Datastore(高レプリケーションデータストア、HRD)の
使用方法についてのドキュメントの翻訳です。

原文はこちらです。

Using the High Replication Datastore (高レプリケーションデータストアの使用)

高レプリケーションデータストアは、データを複数のデータセンターに同期して保存することにより、読み書きについてのより高い可用性を提供します。バックエンドが変更されていますが、データストアAPIには全く変更はありません。使用しているデータストアがどちらであるかに関わらず、同じプログラミングインターフェイスを使用します。
高レプリケーションデータストアはより高いレプリケーションのためにより多くのコストがかかります(billing page for pricing detailsを参照)。高いコストのため、主に高い可用性を必要とするクリティカルなApp Engineアプリケーションを作成している開発者向けに高レプリケーションデータストアをお勧めしています。
しかしながら、高レプリケーションデータストアでは、エンティティグループに跨るクエリ(言い換えると、非エンシェスタクエリ)は古い結果を返す場合があります。高レプリケーション環境で一貫性の強いクエリの結果を返すために、単一のエンティティグループ上でクエリを発行する必要があります。このクエリのタイプは、エンシェスタ(祖先)クエリと呼ばれています。
エンシェスタクエリは、全ての操作はグループ全体に適用されることにより、エンティティグループが一貫性の単位であるために機能します。エンシェスタクエリはエンティティグループ全体が更新されるまでデータを返しません。このように、エンティティグループ上のエンシェスタクエリから返されるデータは強い一貫性を持ちます。
アプリケーションが強い一貫性を持つ結果に依存している場合、アプリケーションがエンティティを保存する方法を変更する必要がある場合があります。このページでは、高レプリケーションデータストアに保存されたデータを使用するためのベストプラクティスについて論じています。サンプルゲストブックアプリケーションを使って、マスター/スレーブと高レプリケーションデータストアがそれぞれどう機能する見てみましょう。

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

2011年9月5日月曜日

Google App Engine のデータストアの選択(その5)

Google App Engineで使用するデータストアの種類の選択についての
翻訳の5回目です。


前回は、 HRDとマスター/スレーブの違いについての比較でした。
今回は、2種類のデータストアの選択の方法についてです。

データストアの選択
HRDは全ての新しいアプリケーションのデフォルトとなっています。既存のアプリケーションは新しいアプリケーションへのエンティティのコピーによってHRDに移行しなければなりません。マスター/スレーブデータストアの使用を望む場合、以下の方法で選択できます。

新しいアプリケーション向け
appengine.google.comで新しいアプリケーションを作成する時には、アプリケーションはHRDをデフォルトとして使用します。マスター/スレーブオプションを選択するには、Create an Application画面で選択します。
マスター/スレーブを選択するには、「編集」をクリックして「マスター/スレーブ」ラジオボタンを選択します。「アプリケーションの生成」をクリックすると、マスター/スレーブデータストアにデータを保存するようにアプリケーションを設定します。
注意!:このオプションは不可逆です。マスター/スレーブを選択してからHRDへの移行を望む場合、新しいアプリケーションの生成と現在のデータストアの内容を新しいアプリケーションにコピーしなければなりません。

既存のアプリケーション向け
HRDのアプリケーションをマスター/スレーブデータストアに移行したい場合、上記の方法で新しいアプリケーションを生成して、新しいアプリケーションに現在のデータストアのコピーが必要となります。
注意!:データストアのコピーは、現時点ではPythonのアプリケーションでのみ利用可能です。Java開発者は追加の構成手順を踏む必要があります。詳しくはJava開発者向けノートを参照してください。

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

2011年9月4日日曜日

Google App Engineのデータストアの選択(その4)

Google App Engineで使用するデータストアの種類の選択についての
翻訳の4回目です。


前回は、マスター/スレーブデータストアについての説明でした。
以下は、HRDとマスター/スレーブの違いについての比較です。

以下の表ではHRDとマスター/スレーブデータストアの違いを示しています。
高レプリケーション(HRD) マスター/スレーブ
コスト
ストレージ 1x 1/3x
PutおよびDeleteのCPU 1x 5/8x
GetのCPU 1x 1x
QueryのCPU 1x 1x
パフォーマンス
Put/Deleteの待ち時間 1/2x - 1x 1x
Getの待ち時間 1x 1x
Queryの待ち時間 1x 1x
一貫性
Get/Put/Delete 強 強
多くのクエリ 結果による 強
Ancestor Query 強 強
時折発生する計画的
読み取り専用期間
不可 可
予期されないダウン時 非常にまれ。データ消失は無し まれ。ダウンタイム近辺で発生した書き込みに小さいパーセンテージで消失の可能性(イベントの後でリカバー可能)

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

2011年9月1日木曜日

Google App Engine のデータストアの選択(その3)

Google App Engineで使用するデータストアの種類の選択についての
翻訳の3回目です。

前回は高レプリケーションデータストア(HRD)についての説明でしたが、
今回はもう一つの選択肢である
マスター/スレーブデータストアについてです。

マスター/スレーブデータストア
非同期に書き込んだデータを他のデータセンターに複製する、マスター/スレーブレプリケーションシステムを選択することも可能です。どの時点でも書き込み用に一つだけのデータセンターがマスターとなるので、このオプション(マスター/スレーブ)は全ての読み出しとクエリに強い一貫性を提供しますが、データセンターに問題が発生したり、計画的ダウンタイムの時に一時的にデータが利用不可能となります。

マスター/スレーブデータストアは以下のようなアプリケーションの限られたクラスにのみ適しています。
・データの高い可用性が求められない
・データストアの待ち時間の急増を許容することができる
・最低限のサービスのコストを負担する必要がある

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

2011年8月29日月曜日

Google App Engine のデータストアの選択(その2)

日本語のドキュメントでは掲載されていないのですが、
Google App Engineのデータストアには、
機能の違うオプションが2つあるようです。



今回はそのドキュメントの翻訳2回目です。

リンクはこちら。

データストレージのオプションの比較(Comparing the Data Storage Options)
アプリケーションの作成時には、2つのデータストレージの選択肢から1つを選びます。
高レプリケーションデータストア(The High Replication Datastore)
高レプリケーションデータストア(HRD)は、新しいアプリケーションのデフォルトとなります。HRDは、高い可用性、高い信頼性を持ったストレージソリューションです。計画的ダウンタイムの間も読み書きの可用性を保ち、突発的な故障に直面しても非常に弾力性がありますが、マスター/スレーブオプションよりも多くのコストがかかります。
HRD内のデータはPaxos algorithmを基にしたシステムを使用してデータセンターを横断して複製されます。読み書きに関する最高レベルの可用性を提供し、マスター/スレーブオプションよりもストレージとCPUのコストが約3倍かかります。
エンティティグループは、HRDにおいて、はるかに重要となります。現在のところ、一貫性だけでなくトランザクション性を単位としています。言い換えると、強い一貫性を持つ結果を要求するクエリは、単一のエンティティグループ内に結果を制限する祖先フィルター(ancestor filter)を含まなければならない、ということです。複数のエンティティグループに跨るクエリ群は、最新の結果を返すことを補償されません。この内容における祖先クエリ(ancestor queries)の利用についてはUsing the High Replication Datastoreのページを参照してください。
追記:HRDでは、全ての強い一貫性のある操作(例えば、キーによるgetやput)はトランザクション内で実行されます。

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

2011年8月28日日曜日

Google App Engineのデータストアの選択

日本語のドキュメントでは掲載されていないのですが、
Google App Engineのデータストアには、
機能の違うオプションが2つあるようです。

リンクはこちら。

データストアの選択 (Java) Choosing a Datastore
App Engineは、異なる信頼性と一貫性を補償する2つのデータストレージのオプションを提供しています。このページでは、2つのオプションを比較し、アプリケーションにどちらのデータストアを適用する方法を説明します。
・データストレージのオプションの比較(Comparing the Data Storage Options)
・データストアの選択(Selecting a Datastore)

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

2011年8月25日木曜日

Google Translate APIの有料版の提供

(2011年11月14日追記:料金のドキュメントの翻訳、開発者ガイド)

今日(2011年8月25日、現地時間で24日)、
Google Translate APIの有償版の提供が発表されています。

リンクはこちら。

以下は、日本語への翻訳(私の訳です)。


2011年8月24日水曜日
Google Translate API有料版がビジネス向けにオープン

by Jeff Chin, プロダクトマネージャ

5月に、Translate API v1を廃止することを発表しました。
今日、ビジネス向けと商用ソフトウェア開発者向けにGoogle Translate API有料版をご紹介します。Google Translate APIは、Googleの機械翻訳テクノロジの最新版にアクセスするプログラムインターフェイスを提供します。APIは50以上の言語(2500以上の言語の組み合わせ)の翻訳への対応を、Googleのクラウドインフラストラクチャと巨大な機械学習アルゴリズムによって可能としています。

Translate APIの有料版は以前のバージョンの多くの利用制限を撤廃され、商用製品で使用することが出来ます。翻訳のコストは、翻訳されるテキスト100万文字あたり20ドル(1ページあたり500語と仮定して、1ページあたり約0.05ドル)となります。月あたり最大5000万文字まで利用するために、APIコンソール上でオンラインサインアップできます。

今日よりも前にAPIコンソールでプロジェクトを作成してTranslate API V2の利用を開始していた開発者は、プロジェクトに対する課金を可能にするまでは、2011年12月1日までは1日あたり10万文字の制限を受け続けます。

アカデミックユーザー向けには、University Research Program for Google Tranalateを通してGoogle Translate Research APIへの無料アクセスを提供し続けます。ウェブサイトの翻訳については、全てのウェブサイトに無料で提供し続けるGoogle Website Translator gadgetの利用をお勧めしています。それに加えて、Google Translate、Translator Toolkit、iPhoneおよびAndroid向けのモバイル翻訳アプリ、ChromeおよびGmail内の翻訳機能などは全てのユーザーが無料で利用し続けられます。

Jeff Chinは、Google Translateのプロダクトマネージャーです。移動のたびに、Jeffは現地の言語の学習と会話にトライし、素敵な地元のレストランや食べ物の発見を楽しんでいます。

投稿者:Scott Knaster,エディター

at 2011/8/24 PM04:36:00


有料版Google Translate APIの利用には、
・ APIコンソールからのサインイン
・テキスト100万文字あたり20ドルの利用料金
が必要ということです。
月あたりの制限は5000万文字です。

既にAPIを利用しているプロジェクトについては、
課金を有効にするまでは
・1日あたり10万文字
の制限を受けます。

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/