2011年11月13日日曜日

Google Translate APIの有料版(料金について)

11月に入ってから、Google Translate APIの有料版についての記事への
アクセスが増えています。

12月1日からは有料化され、v1は利用できなくなるわけで、
関心が増えるのは当然です。

Googleのドキュメントでも、あまり詳しく触れてるわけではないし、
日本語版のドキュメントは提供されていません。

そこで、このブログでも少し翻訳してみることにします。
(そのため、Google Cloud SQLについてはお休みです)

とりあえず、料金についてのページです。
翻訳元はこちら

Pricing and Terms of Service - 価格とサービスの規約

Pricing - 価格
Google Translate API v2の価格は、利用料に基づいています。翻訳の利用は1Mを10の6乗とする百万(M)文字単位で計算されます。

重要事項:Google Translate API v2は、全てのアカウントに対して、サービスの利用を始める前に課金情報を必要とします。課金のサインアップを行うには、Google APIs consoleにサインインして、Billingタブをクリックしてください。

使用料:
・翻訳:
テキストの1M文字あたり:$20.00
使用制限:
・月当たり50M文字以上の翻訳を必要とする場合は、私達にご連絡下さい
・Google Translate API v2は、デフォルトでは1日あたり2M文字に制限されています。この制限はGoogle APIs ConsoleのQuotasパネルで設定を行うことができます。
Google APIs Console上のBillingパネルでGoogle Translate API v2の課金管理を行うことができます。


Terms of Service - サービスの規約

あなたは、Google Translate APIの使用はTranslate APIのterms of serviceに準拠し、Translate APIサービス規約への同意無しの利用はできないことを認めるものとします。Googleは、私達のサービスの可用性が脅かされるような過度の使用を調整する権利を保有します。


100万文字あたり$20.00、月当たり5000万文字以上の翻訳には問い合わせが必要、
デフォルトで1日200万文字まで、
Google APIs consoleから課金の設定をする、ということですね。

インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

3 件のコメント:

  1. 英語が読めない私にとって、貴重な情報です。
    ありがとうございます。

    不躾な質問で申し訳ないのですが、
    「Google Translate API」の有料化と、
    「ウェブサイト翻訳ツール」http://translate.google.com/translate_tools?hl=ja
    は、関係ないのでしょうか?

    ウェブサイト翻訳ツールは現在も問題なく使用できていますし、ページ内に何もアナウンスされていません。

    Google に直接問い合わせる手段を探してみたのですが見つけることができませんでした。
    このまま使用し続けても良いものなのか、もし今後商用利用したくなった場合はどうなるのか、など不安が残ります。

    もしご存知でしたら、ご教示いただけると嬉しいです。
    よろしくお願い致します。

    返信削除
  2. >匿名様
    コメントありがとうございます。
    Translate APIの有料化が発表された際に、
    代わりとしてウェブサイト翻訳ツールの利用を
    推奨するという記事があったと思います。
    (ソースの場所は失念してしまいましたが、
    見た記憶は確かにあります。
    Google Codeのブログ記事だったような…)
    そのため、ウェブサイト翻訳ツールを有料化するという予定はないと思います(今後はわかりません)。
    頼りない答えですみません。

    Googleへの問い合わせについては、
    Google Help Forumのトピック
    http://groups.google.com/
    (翻訳については
    https://groups.google.com/forum/#!forum/google-translateです)
    を参照する、または
    投稿するという手段があります…が、英語でやり取りが行われているのがネックです。フォーラムは
    Googleの担当者も見ているので、疑問や要望に応えてもらえる場合もあります。
    フォーラムは内容によって書き込み先が分かれているので、該当するグループを探す必要があります。

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  3. ご丁寧なお返事をありがとうございます。

    そうですよね、今後のことはわからないですね。
    とりあえず今のところは、ウェブサイト翻訳ツールの有料化の予定はないのですね。

    教えていただいたフォーラムは、(英語は自信無いので)日本語化してチェックしていきたいと思います。

    日本語圏ではなかなか情報が見つからないのでとても感謝いたしております。

    ブログ、今後も楽しみにしています。
    ありがとうございました。

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