2011年7月30日土曜日

テスト駆動開発の利点(その2)

前回では、サンプルコードのテスト駆動開発で
・コンパイルエラーまたはテストの失敗

・エラーの解消

・コンパイルエラーまたはテストの失敗
というサイクルが繰り返されることで、
コードの開発が促進されることを述べました。

これの特徴は、
「エラーがコーディングの区切りとなる」
ということです。

エラーが出たら解消しなければいけない、
と考えるのは普通ですが、
テスト駆動開発では
コーディングの進捗を表します。
ここまでは出来た、というわけです(後で手直しするハメになることも当然ありますけど)。

例えば、コーディングの途中で休憩したくなった時に、
エラーの出たところで休憩すれば、戻ってきても
どこから続ければいいのかすぐ分かります。
休憩しておしゃべりなんかしている間に
どこまで仕事が進んでいたのか忘れてしまって
再開地点を探すことから始めなければならなかった、
なんてことはありませんか?私はありますけど。それもよく。

忘れたって大丈夫なんです。
コンパイルエラーやテストの失敗は、
開発しているマシン(コンパイラやIDEなど)が教えてくれます。
これで、仕事の栞を頭の中から外して、
休憩に集中できますね(それも変)。

仕事と休憩のメリハリも大切ですね、ということにします。



インストール不要・無料のKaede翻訳ツール:
http://kaedetrans.appspot.com/

0 件のコメント:

コメントを投稿