2011年9月15日木曜日

Google App Engine for Java のHigh Replication Datastoreの使用(その4)

Google App Engine for Javaのデータストアには2種類あり、
そのうちの1つを選択して使用します。

9月9日の記事から、2種類のデータストアのうちの
High Replication Datastore(高レプリケーションデータストア、HRD)の
使用方法についてのドキュメントの翻訳です。

原文はこちらです。
前回の翻訳はこちら

使用上の注意

上記の高レプリケーションデータストアのサンプルコードは1つのゲストブックあたりに単一のエンティティグループとなるように書かれています。これは単一のゲストブック上のクエリには強い一貫性を与えますが、1秒当たり1回の書き込み(エンティティグループへのサポートの制限)を行うようにゲストブックを制限するようになります。従って、1つのゲストブックあたりに単一のエンティティグループに書き込みを行うのは高い頻度での利用が
見込まれる場合には最適ではありません。アプリケーションが高い書き込み要求に遭遇する可能性が高い場合、別の手段を使用することを検証してください。例として、最近の投稿を有効期限付きでmemcacheにputして、その後、データストアから取得した投稿とmemcacheからの最近の投稿を合わせた結果を表示する方法があります。
最終的な一貫性として、数秒内に実行されるクエリに対しては書き込みの99.9%以上に対して利用できます。アプリケーションに投稿するのにかかる時間の間に、現在のユーザーへデータを提供するための解決方法を見つけることが目標となります。解決方法として、memcacheを使用したり、クッキーに保存したり、URLに状態を付け加えたり、その他全く別の方法があるかもしれません。ポイントは、投稿のコンテキストにある現在のユーザーにデータを提供する方法が、高レプリケーションデータストアが完全に許容する最終的な一貫性を作り出すために十分となるようにすることです。get(),put()やトランザクションを行うと、常に直前に書き込まれたデータを参照するということを忘れないで下さい。

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